みなさまお疲れ様です
きょうは物件の内覧の立ち会いに行きました午前十時にお客様をご案内する予定でしたので、私は少し早めに現地へ向かいました。室内の空気を入れ替え、電気をつけ、室内履きをきれいに整えた状態でお客様に見ていただこうと。
現地に着いて車を近くのコインパーキングに停め、マンションの玄関に向かいました。そして玄関に着いたとき、そこでは住民の方々が一人の男性を囲んで集まっておられました。
町内会のミーティングのようでしたので、少し距離をとって話に耳を傾けてみました。ちょうど月に一度の清掃活動が終わったばかりで、その参加確認と印鑑押印の場面でした。最後にモップとバケツを手にしたご高齢の女性が戻って来られ、皆が「お疲れさまでした」と言い合って解散されていきました。
私はそのタイミングでリーダー格の方に声をかけました。「このマンションは自主管理なのですね?」と尋ねると、毎週日曜朝に一時間ずつ清掃当番があり、欠席にはペナルティがあるというお話でした。なるほど、きちんとした管理体制が敷かれていることに安心を覚えました。
清掃の後に訪れたご縁
やがて内覧の約束の時間10時になりました。入り口で待っていると、白の高級乗用車が静かに到着し、仲介の不動産会社のおそらく社長とみられる男性と、若いご夫婦とお子さんが降りてこられました。ひとまず、業者の方と名刺交換してさっそくお部屋へと案内しました。
内覧の途中、子どもさんがベランダの景色に感動して「ここに住む!」と笑顔を見せたのが印象的でした。ご夫婦も広さや眺望に強く惹かれたご様子で、業者さんからはその場で「買付をお願いしたい」とのお言葉をいただきました。
住民の方々の清掃が終わった直後の案内というタイミングも後押ししてもらえたかもです。晴れやかな空気の中で、あらたな出会いに感謝です。