いつも査定で感じること

上がり続けてます

本日も査定依頼への対応をしておりました。査定物件は、築2年という、ほぼ新築同様のマンションでした。そのマンションにはまだ成約事例は見当たりませんが、現在売りに出されている物件が一件ありました。なんとその売り出し価格は新築時の価格より15%高い価格で市場に出ています。
周辺のマンションの成約事例をさらに調べました。いくつかの近隣のマンションの事例をつぶさに調べました。その一つとして目を引く事例を見つけました。昨年の事例で、当該査定マンションの前面道路を挟んだ築15年のマンションがなんと新築時の価格より10%高い金額で成約していました。

査定業務は楽しい

ワインやウィスキーは熟成による年数が価値の上昇につながることが理解できます。ワインやウィスキーとは違いますが、いまは同じようにマンションが時を経て値を上げています。インフレ基調のこの現象を見るたび、我々の仕事の本質とは何かを深く考えさせられます。

将来的に、査定業務はAIによって透明かつ正確に、しかも無料で提供される時代が到来すると予想しています。
売買仲介業の分野でAIにはできないことで、身につけておくべきスキルは何か?という問いが迫ってきます。答えは業界の人の数だけ存在していて正解はわかりません。
査定依頼の対応をするとき、いつもこの思考に行きます。また、その時々で考え方も変化していることも事実です。そして、私にとって査定依頼はやっぱり楽しい!という感覚はいつも変わらない事実です。

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