訪問査定に行きました
今日は、あるお宅へ訪問査定に行ってまいりました。事前に簡易査定をまとめた資料を準備して、いざ出発。待ち合わせの30分前に「もう準備できていますのでいつでもいいでよ。玄関の鍵は開けていますので、早めに来てもかまいませよ。」とLINEでご連絡をいただきました。少し早めに到着し、玄関のインターホンを押してお部屋にお邪魔しました。
室内は、ほとんど荷物が片付けられた状態。どうやらいつでもお引っ越しできるよう、しっかりと準備されていたようです。
4LDKの間取りを一部屋ずつ丁寧に拝見し、その後リビングのソファーでお話を伺いました。
専任媒介をさせて下さい
お客様は先週、住替え先候補の物件を2件見学され、そのうちの1つが気に入ったとのこと。そちらの物件を取り扱っている不動産会社の営業担当者に、自宅を売却してその資金で購入したいと相談されたそうです。すると担当が、「売却を専任で任せていただければ、購入希望者を案内し、信頼できると判断すれば先に引っ越していただく許可を売主からもらえます」との提案を受けたとのこと。
正直、私はこのような提案は初めて耳にしました。仲介業者としてはなかなかリスクを伴う判断であり、驚きました。
依頼者の方が誠実な印象だったこともあり、信じて進めておられるようです。カギを先に渡すというのは、ある種“飛び道具”的な営業手法かもしれませんが、今回の査定でひとつ勉強になりました。