工事業者さんの相談
今日は午前中に、マンションの大規模修繕工事の件で工事業者と理事長が相談に来ました。事情を聞くとマンションの大規模修繕をするためにどうしても足場を建てる場所が必要で、当社所有の月極駐車場を貸してほしいとのことでした。
当該駐車場は現在3台分が賃貸中でなので工事期間中足場が取れるまでの数か月間、どこか別の駐車場へ移動してもらう必要があります。
しかし工事業者の話によると周辺の月極駐車場はどこも満車で移動場所が確保できていないとのことでした。「4月10日から着工が決まっているので困っていのですがどうにかなりませんか?」という相談でした。
私は「賃借人に移動先が無いのに移動してくださいとはいえませんよね。手品でも使えというのですか?」と言ってからハッキリと「いま駐車場を借りていただいている方に一方的に解約をお願いすることはできません。」と言いました。そして、「代わりの駐車場3台分見つけたら連絡ください」と言って今日のところは帰っていただきました。
何とかしなければ
今日の出来事を振り返ってみて、逆の立場で考えてみることにしました。
マンションの大規模修繕工事は行程表が作成される際に既に駐車場を確保しないといけないことが容易にわかることだったと思います。ではなぜ今回のミステイクが起きたのか考えてみました。管理組との交渉窓口担当者と、実際の工事を指揮する担当者との間にミスコミュニケーションが有ったのか、もしくは確保できていたはずの駐車場が急に満車になったのか。反省点がいくつも考えられます。
現時点で駐車場が確保できるまで工事にかかれない状態になってしまったので、マンションの工事の予定が大幅に遅れる可能性が出てきました。
さてこのピンチをどう切り抜けるのか。どこかの月極駐車場で同時に空きが3台出るという奇跡を祈るしかない状況です。
私たちも来週水曜日に現地に行って周辺の駐車場を手あたり次第調査してみることにしました。
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