管理会社の限界
今日、管理しているマンションの居住者から「異臭がする」と苦情の電話が入りました。原因は、505号室のドアの下からこげ茶色の液体が流れだしていてその液体が異臭の原因でした。インターホンを押しても応答が無かったので部屋を管理している管理会社に電話して現状を報告しました。
担当者は「連絡とっておきます。」ということでした。ひとまず状況を見守ることにしました。
夕方になっても連絡が無かったので再度管理会社に電話をしてみたところ「報告が遅くなり申し訳ございませんでした。ひとまず生ごみの袋が破れて生ごみの汁が出たそうです。」
早くごみの汁を拭取って苦情がなくなるように対処を依頼しました。しかし、管理会社の担当者は「一応そのように伝えますが、私の仕事は伝えるまでで終わりです。掃除をするかしないかは本人に任せるしかないです」とはっきり言われました。
管理会社としては、入居者のとった行動の責任を負わない」という立場で、行き過ぎた行動はとれないということでしょう。気前よく掃除してしまったら、この先も入居者の不始末の責任をとらされると思ったのでしょう。
なぜ掃除しないのですか?
しかし管理会社の担当者の報告によると本人は所持金が底をつき、ゴミ袋を買うことすらできないとのこと。それを聞いて、担当者はゴミ袋を買って届けたそうです。管理会社としては役目を終えたという認識でした。
入居していることが判明したので、水道メーターを確認すると少し水道が使用されたことがわかりました。しかし水道代を支払えるのか見えてこない状況です。汚れた共用部分の清掃をしてもらいたいので水道は開栓しました。まずは当人に清掃する義務があることを認識してもらう必要があるので、今日のところはこちらで清掃することを控えました。
半日経って夕方確認したところまだ現状は変わらず汚れはそのままでした。ずっと放置されそうな感じです。
「お金が無い」という理由でうやむやにされそうな気がするのですが、今日は505号室の住人の善意に期待して見守ることにしました。
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