偶然の再会

査定依頼者が仲介したお客様でした

1週間前ですが一括査定からの反響の対応をしたときのことです。マンション名と所有者名を見たときピンときました。もしや、あの時のお客様ではないかと。電話して「山内興産の末吉です・・・」と言った瞬間、少し間をおいて「おお、久しぶりやね」と返ってきて、やはり15年前に私が仲介したお客様でした。

詳しくお聞きしたところ、県外の息子さんと一緒に暮らすことに決めたそうで、自宅の売却を決めたとのこと。

 

そして本日、訪問査定に行きました。玄関まで来た時少し緊張していましたが、同行していた島尻と少しリラックスした会話をしてからインターホンを鳴らしました。

「こんにちは!末吉です。」少し間があいて奥さまの声で「どうぞ、お入りください」と返事があり、ドアを開けて中に入りました。笑顔で奥様がお出迎えに来られ、奥にご主人がおられました。ご主人は髭を伸ばしておられ、以前の印象と全く別人でした。

 

早速値段交渉

久しぶりの再会ができたこととを感謝して、早速仕事の話になりました。ひとまず相場を聞かれたので、成約事例と準備してきた簡易査定書を見せながら説明を聞いて頂きました。そのあと、ご主人から今考えている売却後のスケジュールをお聞きすることになりました。

 

既にこのご夫婦は、ご長男の自宅の横に家を建築されていて、そこに引っ越すことが決まっているとのこと。そしてご長男は県下でも優秀な農家だそうで、収穫された野菜はすべて予約で完売しているそうです。なので一般の方は次の収穫まで手に入らないそうです。その味は評判が高く、大手企業から大量の注文を受けるほどで大変忙しいそうです。物件は5月中にはすべて片付けて引っ越しを完了させる予定だと言われました。

そして、早く売却を済ませたいので「買取」で結論を出してくださいと言われました。私もその質問が出るとあらかじめ準備していたので、その金額を伝えました。「その金額にあと50万のせてくれたら売ります」と言われました。私は即答せずじっくり考えてお返事させて頂きたいと言って今日は帰ることにしました。


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