買付けをいただきました
お盆前のことですが、仲介業者が当社専任媒介の物件に買付を出してくれました。物件は小倉北区片野の店舗付き住宅です。売主さんが約40年前に中古で購入したそうです。
買付証明書には、購入希望価格が公開価格から150万円の値引きの要望が入っていました。現存する建物を解体する費用程度の値引き希望でした。
売主さんに報告したところ、現状そのままで引渡しで良ければ150万円の値引きに応じても構わないという意向でした。しかしひとまず買い側の仲介業者には、150万円の値引き交渉に対して、「50万円の値引きなら応じます」と返事してみてくださいと言われました。その旨買い側の仲介業者にお伝えして返事を待つことになり、お盆休みに入りました。
そして、本日買い側の仲介業者から50万円の値引きと、売主負担で測量をして引渡しすることを要望してこられました。
確認事項
買い側の仲介業者から戻ってきた返答を売主さんにお伝えしました。併せて測量費用に約50万円程度かかることをお伝えしました。売主さんは、測量は買主の負担と責任で行ってほしいとのことでした。ただし、測量費用として見積もられる50万円の値引きに応じますと。最終結果100万円の値引きで交渉成立です。私は自信を持ってこちらの意向を伝えました。買い側の仲介業者も「了解です。おそらくそれで契約になると思われますのでご準備を願います。」とのことでした。
あと一つ、大事なこととして建物内部に残された動産類に関しての認識です。飲食店をしていたころの食器類の他、調理器具、いす、テーブルなども物件の中に置いたままになっています。「現状渡し」という言葉の意味が、動産類は残したままでも良いのかどうか買主に確認しておく必要があります。お互いに誤解の無いように、そのことも確認事項として買主に聞いてもらうことを伝えました。
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