雑談が始まって
今日、管理を任されているマンション管理組合の通常総会が有りました。総会の場所を当社の会議室に設定しておりました。
予定開始時刻の15分前に、一人の区分所有者のMさんが来られました。会議室に入っていただき、着席していただきました。会議室内には、その方と、山内興産の事務スタッフ二名と私の計4名が入室していました。その方と「お久しぶりですね」「そうですね1年ぶりですね」と言って、開始まで時間が有ったので雑談が始まりました。
Mさんは最近別のマンションで管理組合お理事長に就任したという話を始めました。5年前にオーナーチェンジでそのマンションの1室を購入したそうです。そのマンションは管理組合が無く、管理費は個人の口座に振り込むことになっていたそうです。決算報告も一度もなく今まで来ていたそうです。
今年春ごろにMさんに突然北九州市から電話が入り、「マンションの外壁が落下しているという苦情が入ってます。対処してください。」という連絡だったそうです。
有難うございました!
さっそく管理費を振り込んでいる先の区分所有者に電話をして会うことになりました。会って話を聞いてみたらなんと、管理費を払っているのはMさんただ一人だったそうです。通帳を管理していた区分所有者の人の話によると、新築時にマンションの分譲会社が管理費を手集金で集めていたそうです。しかし全戸分譲が終了し、管理費のきちんとした引き継ぎが無く、結局今の状態になってしまったそうです。今回の市からの苦情連絡を受けたため、Mさんが管理組合を立上げざるを得ないことになったという話でした。
そして今年の8月に理事長に就任し、通帳に残っていた金額の中から外壁の修理をしたそうです。実は今年の1月ごろ、当社の所有する月極駐車場にマンションの外壁が落下していることを清掃スタッフが見つけて、市に苦情を申し出たことが有りました。
まさかとはおもいましたがMさんに場所を尋ねたら、そのマンションでした。苦情を言った本人と、その対応をしたMさんが偶然別のマンションの総会前の雑談で会話していたことになります。
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