タバコ屋さんのご主人と会う
今月末に取引するアパートのことで、今日は貴重な体験ができました。アパートの所有者の依頼で、物件の賃借人とその賃借人の親戚の方と私の三人で会うことになっていました。
家主が変わることで追い出されるのではと心配になっているので末吉さんからしっかり説明してあげて欲しいという依頼です。お会いする場所は、親戚のお店でタバコ屋さんです。
喫煙者の減少、値上げ、電子タバコの普及、禁煙エリアがもうけられるなどタバコ屋は成り立たなくなったものと思っていました。そんな中でいまなお現役でタバコ屋として生き残っている方と面談できるので楽しみにしていました。
タバコ屋さんとの打合せは午後二時からでした。午前中は忙しいと言われたのでその時刻の約束となりました。さて、ワクワクしながらお店の入り口の重たい引き戸を開けて中に入りました。
常連さんで経営する
その時わかりました。お米の匂いがしました。お米の卸売りをされていたのです。なるほど昔から塩とタバコとお米はセットだったことを思い出しました。店主は私と会話しながらタバコを買いに来るお客様の相手をしていました。10分ほどの間に4人もの来客が有りました。しかも毎日買いに来ている感じです。一人は女性で3カートンも買って帰りました。「色は何色?」と店主が言いましたら「黄色」というお客様。なんのことかと思ったら無料でもらえるライターの色のことでした。
この店は常連がいることと、お米の卸しもしいるので成り立っていることがわかりました。午前中が忙しい理由も配達だったのでしょう。
そして本題の仕事の話ですが物件の賃借人もそろって今回の取引で所有者が変わることがあっても、契約条件に変更はありませんということをお伝えしました。
そのことをしっかり確認できたおかげで今日はぐっすり眠れますとおっしゃっていました。今日はすごく昭和を感じられた特別な日でした。
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