防災意識の高まり

毎日のように起きる地震

元旦の能登半島地震から始まった今年で、いつ大災害が起きても不思議ではないという状況をひしひしと感じています。私が小倉に住んで今年で34年になります。今までに大きな災害と言えば台風が有りました。大きな台風を二回ほど経験したことが有ります。管理する物件の窓ガラスが割れたり、屋根瓦が飛んだという被害を経験しましたが、人命にかかわるような災害は経験が有りません。

先程も宮崎県で震度4の地震が起きました。一昨日、昨日と千葉県で地震が観測されています。これほど毎日起きていると、いつどこで地震が起きてもおかしくないという感覚になります。

管理している物件においては、今後起こり得る地震や台風などの災害に備えた対策を講じておきたいと考えています。定期点検と補修工事は抜かりなく実施することは当然のこと。そして個人的には北九州市災害ボランティアに登録していざというときには被災地の支援に向かえる心の準備も行っています。今年一月には防災訓練に参加してきました。訓練を受けたおかげで、意識は高まりました。

秘伝のたれ

今年正月3日に小倉鳥町食堂街で大火災が起きました。その時有名なウナギ屋さんが被災されてお店を失いました。出火当時、お店におられた店主のお母さまが、避難時に秘伝のたれを持ってでようか迷っていた時、息子さんが「命の方がだいじだ!」と言って秘伝のたれは持って出なかったそうです。

創業昭和28年のお店だったのですが、それよりも前から伝わる秘伝のたれは、お店と共に消失してしまいました。

私たち山内興産は売買仲介をメインとしています。私たちにとって災害で失うモノとしては、営業車と事務所くらいなものですので命さえあれば営業再開はいつでもできます。そういう意味では、失うモノなど無い強味が有ります。

絶対失ってはならないものを敢えて言わせていただくと、やる気です。秘伝のたれではないですが、危機意識とやる気はこの商売をする者としては責任を持って守り続けたいと思っています。

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