安全第一で補修工事を決めました

テナントから苦情の電話

一昨日、管理している飲食店舗の店長から雨漏りがしてきたので対処して欲しいと連絡を受けました。すぐにスタッフが雨漏りの原因箇所を特定するために店舗へ向かいました。

報告によると、店舗に入って天井に設置された点検口を開けて確認したところ、外壁からの雨水の侵入が原因だと報告を受けました。ひとまず天井内に受け皿を設置して店舗内に雨漏りがしないよう応急処置をして戻ってきました。物件は築50年ほどになる古いビルで、建物の外壁には大理石が貼ってあります。大理石と大理石を接着しているコーキングが劣化していることが原因だと考えられます。また劣化している箇所はおおよそ見当がついています。

早速、専門業者に修理の手配を依頼しました。ビルは8階建てのビルで修理箇所は3階部分になります。

作業方法は命綱をつけて屋上からロープを垂らして3階までおりてきてロープ高所作業という方法です。山登りの時に使うハーネス型の装備を付けて屋上から降りていきます。素人目には大変恐ろしい作業ですが慣れた職人さんにとっては特に恐怖感は無いようです

作業の中止を決断

昨日、建物の別の場所からも雨漏りの報告が入りました。ひとまず高所作業で外壁のコーキングの手直しの応急処置をするように決めていたのですが、昨日の報告を聞いたので部分的な補修ではなく建物の周囲全般をしっかり修繕することを検討すべきではないだろうかと考えました。その場合は下から足場を組んで作業をすることになります。費用は掛かるのですが安全面では屋上からの高所作業をするより安全です。

また本日の天候はすさまじい大風と雨が降り続いています。安全面を考慮し、屋上からの高所作業を中止を決定しました。

足場を組んで作業することに決めたので、早速見積もりを取って作業工程の作成を指示しました。しばらくは雨が降らないように願うばかりです。

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