東京タワマン投資加熱

NHKニュースによると

きょう、午前中の仕事を終えてNHKのニュースをなんとなく見ていましたら、おっ!!というニュースが流れてきました。それは、東京中央区の晴海フラッグの抽選倍率が266倍になってしまったそうです。デベロッパーが申し込みは一人2件までという対策を出したとのこと。すごい倍率に驚きました。そんなにこのマンションに住みたい人がいるんだと思いましたが、ニュースの続きを見ていると全く違いました。
実は投機マネーが流入しているからでした。転売目的の購入申込が殺到したそうです。建設費の高騰でデベロッパーも値段を上げざるを得ないのでどうしても価格が高騰するうえ、為替の影響で海外の富裕層が現金買いしていることや、金利が低いので投資家が購入しているとのことが高騰の要因となっています。

福岡市の出身の方々も、家賃相場が上がったので実家の近くに暮らせないという新聞記事を読んだことが有ります。本来その場所で暮らしたいと思っている人が高すぎて手に入らないし、借りることも難しくなっている状況。
何かおかしいと感じます。この動き私が中学から大学を出るころまでがそうでした。誰もが土地は上がると信じていたことを思い出します。その後何が起きたか。今日のニュースを見て、なんだか今が一番危ういのではないかと感じてしまいました。

プライスというよりバリュー

私もしっかり相場を見ながらマンションの売買仲介を営んでおります。そのようななかで、今日小倉南区のマンションで買付が入りました。
そのマンションは賃貸で退去後そのままで売りに出されていた物件で、今回購入する方は自費でリノベーションをして暮らそうと考えておられます。
職場は小倉北区ですが、自然が多い南区のマンションを手の届く金額で購入して自分の思い通りの物件に改装することで、価値を感じられるという話。

都市での暮らしをあこがれる人もいれば、自分の思い通りにリフォームできる自由度に価値を置く人もあります。一人一人がどのように価値を創るか、これからも私たちの役割は増えていくように感じました。

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