進化する一括査定

深夜の査定依頼対応

昨晩深夜０時をまわって一括査定からの反響が有りました。物件は小倉南区の一戸建、築年数は１０年。Googleマップから外観を見たところ、ハウスメーカーで建てた感じでした。２１時を過ぎての査定依頼は対応での電話は控えメールでの対応をしています。即時メールで返事をしました。すると間髪おかず会社の公式LINEに登録していただきました。

その作業をしている途中で一括査定サイトからメールが届きました。メールを確認したところ、さきほど査定依頼をしてきた方の個人情報と査定書が届いていました。査定書が査定依頼とほぼ同時に届いたということに驚きました。落ち着いて査定書を確認してみました。

早すぎたかも

査定書を確認すると、ん～？という金額でした。査定依頼を受けた際にGoogleマップで確認した外観と私の持つ土地勘などからおおよその検討がついたので、査定金額を見た瞬間違和感を持ちました。よく見ると、「周辺事例」「成約事例」から導き出された金額に補正率が若干高く計算されていました。他はすばらしい内容で、使える情報ばかりだったのでした。補正率をみなおし査定書としてすぐに報告しました。査定依頼から10分も立たないうちに査定書が届いたことになります。

深夜０時を過ぎて査定依頼を受け、10分後に査定書が届いているという状況。このような対応を行ったのは初めての経験でした。
本日出社と同時に、当該物件の近隣売買事例と路線価を確認しました。その結果、昨晩送った査定金額とほぼ変わりなかったことがわかりました。
AI査定が精度を上げてくると私たちの仕事の負担が減ることは有難いことです。しかしこの先、AI査定が一般に普及したらどうなるんだろうと考えさせられます。