きょうは芒種

進化するAI査定

一括査定サイトを運営している会社のサービスで、AI査定書作成のサービスがあります。わたしは、半年前にこのサービスの導入を決めました。
導入した理由は、時間経費の削減のためでした。最近簡易査定を希望される方が多くおられます。その為の作業として1件当たり2時間ほどかけていた作業が、AI査定書を導入することによって瞬時に仕上がります。戸建てや土地の場合は用途地域や前面道路の検索などに時間がかかったり、成約事例と売り出し物件の検索に時間がかかったりします。その手間と時間が節約され、AIが豊富なデータから計算をしてくれるので助かっています。

AI査定に査定をさせるにしても情報の入力作業が必要になります。物件の所在、土地の面積、上物の築年数と構造と面積などの入力項目は必須です。これをもとにAI査定書画出来上がる仕組みです。
しかし、1週間ほど前から驚くべきサービスに進化いていました。それは、反響の送客と同時にAI査定書が同時に送られてくるというシステムです。

早い者勝ちの競争にはのらない

査定依頼と同時に査定書が作成されて送られるというシステムは凄いと思いました。ユーザー会社へのサービス向上のため開発された仕組みでしょうが、進化の度合いが革命的に感じました。私たち不動産会社の経験や知識はAIに簡単に追い越されていきます。この先、査定依頼と同時に媒介契約書もセットで送られてくる日も近いかもです。

いまの一括査定対応はスピード重視で、電話は3分以内にかけるのが常識となっています。そのうち、簡易査定書なら瞬時に送りますという時代になっていくような気がします。どこの会社が一番早いかという、早さを競う仕事にかわっていくような感じです。
私の会社の場合、早い者勝ちの競争に勝つことは難しいだろうと思います。スピードは大事ですが別の違う面で特徴を出さなければやっていけないと感じました。不動産会社としての在り方を考え直します。今日は芒種です。いまから新しいことを始めるのに今日はちょうど良い日だとのこと。じっくり考えます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA