水道代未払いの督促

失業から精神的に追い込まれた人

きょう、管理物件で水道代を支払わない方への対応の最終手段となる水道停止の実行日でした。数か月前から管理スタッフが督促をしているにもかかわらず、水道代を支払わず連絡もないので水道停止予告を投函しました。その予告も無視され、あいかわらず水道は使っているので、本日水道停止の実行となりました。

現地に行ったスタッフから電話がはいり。「滞納してる〇〇さん、大変な状況です。」という報告。水道の閉栓処置をおこなったあと念のため部屋を訪れたところ部屋のなかから本人が出てきて「今月12日にお金が入るからもう少しだけ待ってもらえませんか?」とのこと。
どうしたのですかと尋ねたところ、「首のけがで職を失い収入が途絶えている。失業保険を申請しているのでもうしばらくすると払えます。精神障害者3級にもなっています。」と深刻な表情をして水道停止の延期を懇願してきたとのこと。

水道民営化の動きもある

それならば仕方ないということで、7月12日まで待つことに決まりました。やはり現場に行き、困窮した状況をみると同情してしまうのもわかります。結果はどうなるかわかりませんが、きょうの約束がしっかっり守られることを信じるだけです。
おそらく当社以外の管理業者だと、水道料金滞納者には督促担当者は容赦なく水道停止をしていたと思います。水道事業が民営化され、コストの合わない部分は水道代が値上げされ、水道料金滞納者に対しては督促担当者は粛々と水道停止を実行していると思います。
将来、「あのころは、泣きつかれて待ってやったりしてたね。のどかな時代だったなぁ。」と懐かしく振返っているような気がします。

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