物件査定書の見直し

AI査定書の使用をやめる

きょう、ミーティングで査定書に見直しを行いました。現在使用しているAI査定書の使用をやめることにしたいと思い、今後は人力で査定書を作成することにしました。実際に現地を訪問する前の段階での簡易査定書は、完全手作りにすることにしました。
最近AI査定書を使うことに、抵抗を感じるようになってきました。最近始まった、一括査定のサービスですが、最低以来とほぼ同時に、AI査定書が送られてきます。AI査定書の作成は人力で作成する作業を考えると労力は10分の1くらいで済みます。その理由からAI査定書を導入したのですが、査定依頼と同に自動的に査定書が送られてくるシステムには驚きを通り越して何か別の感覚を覚えました。

それは、学生が読書感想文の宿題をChat-GPTに任せるような感覚です。要するにお客様に提供するサービスがこれでいいのだろうかという不安です。美味しい珈琲屋さんと銘打っているお店に入ったら、確かにおいしいけれど実はインスタントコーヒーだったという感じです。罪の意識さえ出てきます。

人力で査定書の作成に戻る

ミーティングでは私の持った感覚をスタッフと共有しました。みな同様に思っていたらしく、サービスの特徴としてスピード感で勝負していくべきではないという考えになりました。では次にどのようなサービスが良いのかという課題が検討されました。業者からの視点ではなく売主さまの視点から考えてみました。

瞬時に50数ページに及ぶ査定書が表紙と「〇〇様、物件査定のご依頼ありがとうございます。」というあいさつ文も書き終えられた送られてきます。このようなサービスを提供する業者には、絶対スピード勝負では勝てません。
ということで、当社のオリジナルな査定書の作成を検討していこうという話になりました。まだ答えは出ていませんが、ミーティングの続きを木曜日にすることになりました。

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