物件写真の撮影

猛暑の撮影

きょうは、物件撮影のため京都郡まで行ってきました。知人が所有する土地の売却を手伝ってほしいと頼まれました。わたしには、荷が重い話なのでいったん断りました。とはいえ、無下に断るだけでは申し訳ないので地元の不動産業者に売却を依頼する窓口を引き受けることにしました。
きょうは午後から物件の写真撮影に現地を訪問しました。空気のきれいなところで、平成筑豊鉄道の犀川駅からくるまで10分ほど走ったとことです。県道から細い道を50メートルほど上がります。登り切る少し手間のカーブを曲がると目の前に2500坪のひろびろとした土地がいきなり広がります。

車内の外気温表示は36度となっていました。車を降りると午後の日差しが容赦なく照り付けてきます。ひとまず数枚撮影し、物件の端の方まで歩いてみました。すると、「キキュイーン、キキッ、キキッ」という鳥なのか鹿なのかよくわかりませんが今まで聞いたことない野生動物の声が響き渡りました。あたかも部外者が浸入してきたことを仲間に知らせているようです。
歩き進んで物件の端の方に来ました。境界は山の裾野になっていて日陰になっています。ここだけは別世界で、涼しい風が吹いていました。知人のはなしによると、人がいないときは鹿やイノシシが山から下りてきて遊んでいるらしいです。

周辺の撮影

物件が接する県道を数百メートル進むと、一山越えます。越えたところに秡川が流れています。川沿いに郵便局と駄菓子屋さんと電気屋さん、車の修理屋さんなどのお店がありました。郵便局以外は昭和初期かそれ以前の建物のようでした。この川沿いの100mは映画に出てきそうな風景で、時が止まっていました。

この風景を撮影して、平成筑豊鉄道犀川駅に行きました。この駅も外観がユニークな建物で、喫茶店が併設された待合室は街の歴史が詳しく説明されていました。犀川の名の由来、町政の歴史、文化の歴史など古代から現代までとても興味深い展示がされていて小さな博物館と言った感じでした。また駅周辺にはカラオケやさん、文房具屋さん、お肉屋さん、鍼灸院、呉服屋さんなど、こじんまりとしたお店が通りに並んでいました。
この駅ラッシュ時しか混雑しないだろうと思いました。ラッシュ時という時間すらないかもしれません。でも私はこの町が気に入りました。どうも勝手に写真を撮影して失礼しました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!