なぜを繰り返してみる

ミーティングでの気づき

きょうスタッフから聞いた言葉に感動して、ものすごく気分がよくなりました。その言葉は「なぜを5回繰り返す」です。この発言をしたスタッフは、ある一冊の本を読破して学んだ一つの成長の技法だったとのこと。「なぜ」を一回くらいは自問自答するのですが、5回も考えたことなどやったことありませんでした。そこで実際にやってみました。
簡単なところから、自社のサービスに「なぜ」を打ち込んでみることに挑戦。①「山内興産はなぜ100%売主様の味方なんですか?」

不動産売買仲介の矛盾を感じ、両手仲介ができなくなりました。次に②「なぜ矛盾を感じたのですか?」利益相反する立場の違う両者の味方をすることができなくなったからです。次に③「なぜ売主の味方をすることに決めたのですか?」買主さまの側の専門家として営業をしていた経験がありました。その結果当社の持つノウハウは売主様に役立つはずだと気が付いたからです。次に④「なぜ売主さまに役立つと気づいたのですか?」マンション分譲会社として活動していた経験と、在籍しているスタッフの得意分野を生かせると考えたからです。最後⑤「なぜスタッフの得意分野を生かせると考えたのですか」会社のスタッフが仕事を通してやりがいを見出してもらいたいと考えたからです。

きょうの学び

なぜが5回もくると、いよいよ会社の経営方針というか、社長が何のために会社を経営していこうとしているのかという根源的な問いに近くなってきました。
話が飛びますが、子供が2歳くらいになったとき、なんでもかんでも「どうして?」と尋ねてくるようになりました。
わたし自身、振返ってみると学校で習ったことが常識となり、大人になるにつれて常識が増え、なにも考えない癖がつきました。

なぜの繰り返しで、自分が内面にもつ考え方が明確になったように感じました。また、多方面の角度から質問を変えてみることでおもしろい発見や気づきもありました。とてもいい経験ができました。
この技法、これからも何か疑問に感じたことに使ってみたいと思いました。

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