ホテルの売買仲介の話

営業の神さまご来社

きょう、ホテルの売買仲介を専業としているT社長が来られました。T社長と当社は20年前にお会いしてからの長いお付き合いです。T社長は、元フランスベッド株式会社のトップセールスマンとして全国表彰を受けた方です。フランスベッド株式会社を退職し、経営コンサルタントとして事業を立上げ今にいたります。

経営難におちいったパチンコ店の立て直しや、ビジネスホテルの従業員教育なども得意としています。その後、経営難におちいったビジネスホテルの売買の仲介まで行うようになったそうです。
設備の更新に多額の経費がかかって経営できないとか、経営を引き継ぐ人材がいないので閉店をするホテルなど、売却案件として出てきます。そういう案件が入ってくると、T社長から連絡が入り、物件調査と重要事項説明書や契約書の作成を依頼されます。

ビジネスホテルの流通の状況について

最近はインバウンドの増加傾向でホテル業界は全体的に好景気です。コロナ禍の影響下では経営難で売却案件が多かったのですが、今は経営が好調で売却案件が激減していると嘆いておられました。
また新築の案件は、資材高騰や人件費上昇からホテルの建設コストが高過ぎて、家賃の設定が高くなるため、借り手と貸し手のマッチングが大変難しいとのことでした。

T社長は、案件が多く重なっている時期でも、全国のホテルオーナーに電話をしたり、できるだけ訪問したりしていたそうです。この日々の動きが今を支えていると言われていました。
きょうは、サバイバル時代の生き残り戦略の一つをわざわざ当社に立ち寄っていただきお伝えいただいたとてもラッキーな日でした。

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