きょうは銀行担当者と面談

変動金利を下げる戦略とは

きょうは午後から、長年お付き合いのある銀行の担当者と面談する機会がありました。最近、日銀の政策で金利が引き上げられ、住宅ローンの金利も動きが出ていると耳にしていたので、少し詳しく聞いてみました。
担当者のはなしによると、その銀行は固定金利は上げた一方で、変動金利は下げたそうです。住宅ローン市場では、固定金利を選ぶよりも変動金利を選ぶ方が圧倒的に多い状況です。

銀行としては、顧客を積極的に取り込むための戦略のように感じます。ただ、変動金利の場合、将来的に金利が上昇しても「お客様が選んだプランですから」という形で説明ができるため、リスクを顧客側に委ねやすい仕組みでもあると感じました。初めてローンを組む方には魅力的に見えるかもしれませんが、先を見据えての決断がだいじだと改めて思いました。

50年ローンという新しい感覚

さらに、最近では若い夫婦が共働きで「50年ローン」を組む事例が増えているとのこと。驚いたのは、銀行員の中にもそのような長期ローンを組む方が少なくないという話です。私からの「50年という長期間のローンを組む決断は、なかなか勇気のいることではないか」という質問に、担当者も「意外と深く考えずに組んでいるように見受けられます」と話されていました。

私自身、ローンといえば20年~30年が当たり前という感覚がありましたので、この若い世代の感覚には正直驚きました。
世代の違いで価値観やリスクへの向き合い方も違うことが分かりました。時代の変化を感じました。

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