部屋のものを減らす
今日も昨日に引き続き、早朝からの出社でオフィスの模様替えは、ついにクライマックスを迎えました。断捨離、クロスの張替え、そして大型キャビネットの大移動――これまで進めてきた作業が、いよいよ最終段階です。まるで「本丸を攻め落とす日」がやってきたような心持ちです。
まず取り掛かったのは、壁に飾られた手描きのマンションパース。すでに販売を終えた物件ですが、額縁に収められたその姿は、過去のデベロッパー時代の実績です。
現代ではCGパースやAIグラフィックが主流だと思います。データ入力で瞬く間にリアルなビジュアルが完成します。でも、手描きのパースには、機械には出せないぬくもりや、懐かしさが感じられます。
額縁からパースを取り出し、劣化を防ぐためのスタッフに頼んで保存作業も進めることにしました。時代が変わっても、大切なものは残していきたい――そんな気持ちが、自然と湧いてきました。
感謝して送り出しました
午後から、作業机の撤去作業に取り掛かりました。40年以上動かしていなかった昭和スタイルの仕事机。ずっしりとした重みと存在感があります。
長年動かなかった机がなくなると、驚くほど部屋がスッキリ。机の下に積もった何十年分ものホコリを掃除しながら、気分まで軽やかになりました。思い切って外に出すと、空間が一気に広がりました。
頼りになるスタッフたちも力を貸してくれて、運び出しも掃除も順調に進みます。手際よく作業をこなす彼らの姿に、チームの絆を感じるひとときでもありました。明日は、残った細々とした整理整頓。また、新しい気づきや発見が楽しみです。