花を植える

玄関前が明るくなりました


きょう、心がほころぶような嬉しい出来事がありました。
いつものように会社の玄関を通りかかると、そこには小さな白い花が、静かに並んで咲いていました。
玄関前には街路樹が植わっているのですが、その根元の空いたスペースには、これまで雑草が茂るばかりでした。ところが今日は、雑草がきれいに取り除かれ、代わりに可愛らしい花が植えられていたのです。

調べてみると、その花は「カンシロギク」という名前だとわかりました。控えめな姿ながらも清楚で、どこか品のある白い花です。そして花言葉は「誠実」「清潔」「愛情」。その意味を知った時、心がじんわり温かくなりました。スタッフの方が花言葉を知っていたのかどうかはわかりませんが、こうして街の一角に小さな美しさを添えてくれたことに、ただただ感謝したい気持ちです。

こころを潤わせてくれる人

営繕のスタッフが手を入れてくれたと聞きました。普段は仕事一筋、余計なことにはあまり目を向けない職場で、こうして誰かが花を植えるという「気の利いたひと手間」をかけてくれたことは、会社の未来を明るく照らしてくれたように感じました。

そういえば、昨日はアフガニスタンの復興にご尽力された北九州出身の中村哲さんの映画を見てきました。その映画で語られた「人は人のために働いて支え合い、人のために死ぬ。結局それ以上でもそれ以下でもない。」
植えられた花を見て、中村哲さんが残した言葉が思い出されました。

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