目に見えない流れの中で

中古一戸建てに購入申込書が届きました

きょう預かっていた戸建ての物件に、ひとつの購入申し込みがきました。この物件は売りに出して間もなく、購入の申し出がはいりました。しかし購入希望金額は売主さまの思いには届かず、見送ることに。
心の中では、幸先いいなと思って状況を見守っていました。すると、わりと日を置かず別の買い手が現れました。しかし大きな金額の値引き交渉が入っていて、こちらも丁重にお断りしました。売主さまは二件の買付を受けて「値段が少し高すぎかな」と感じられたものの、値下げすることなく静観を続けました。

その後内見は複数回あり、週末に三つ目の申し込みが入りました。その条件は満額での買付でした。しかし二つの条件がありました。ひとつはローン特約付きでの契約、それともう一つは上物の解体更地渡しということでした。
それでも売主さまは、この買い手に心をが動いたようで、売渡承諾書を送る寸前まで行きました。

見えないご縁に導かれ

しかし本日、思いがけない風が吹きました。随分前に物件を見に来た仲介業者からひょっこりと新たな購入申込書が送られてきたのです。
ローン特約なしで、引渡しも現状のまま引き渡しを望むという好条件でした。

なんとも不思議な巡り合わせだと思いました。あと少しのタイミングがずれていれば、この申し込みはすれ違っていたかもしれませんでした。
あとは安全で気持ちの良いお取引になるよう、慎重に進めていくだけです。「いいご縁に恵まれました。」と、買主さま側からも売主さまからも言われるように。

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