マンションの査定依頼対応
今日、八幡西区にある築35年、5階建てマンションの査定を行いました。この物件にはエレベーターがなく、査定依頼を受けた物件は1階部分の部屋でした。
さっそくこのマンションの成約事例と現在の売却情報が出ていないか調べました。すると今年5月に成約事例があったほか、現在も3階部分が売りに出されています。
査定を正確に行うために、当該査定マンションの情報だけでなく、エリア全体の市場動向も把握することも重要かと考えました。そのため、北九州市内の令和6年内に売却された、築30年以上のマンションで、1階に限定して情報を抽出してみたところ、15件の成約事例が出てきました。
その15件の事例を詳しく分析してみることにしました。そのプロセスで、物件内部の写真やGoogleマップを使って周辺環境まで調べました。
調査に没頭していました
つづいてマンションの1階部分に暮らすメリットとデメリットをネットで検索して調べてみました。いろいろと情報が手に入りました。1階に住むデメリットの一つである、浸水リスクに関してハザードマップを取得して調べてみました。その結果、この物件の所在地は浸水危険地域に該当していないことが分かりました。
調査に没頭していると、気づけば2時間が経過していました。査定作業の最後には基本マニュアルに立ち返り、査定金額を算出しました。
あとは、売主さまの希望価格をお聞きして、売出し金額の提案をさせていただきます。そして早期売却に向けて当社のサービスがいかに効率的で効果的であるかをしっかりお伝えしていくことになります。ひとまずきょうのメインの仕事でした。