今朝のニュース
今朝のニュースではフジテレビの話題が多く選ばれていましたが、私にとって注目すべきは日銀の政策金利引き上げのニュースでした。日銀植田総裁はなぜこの時期に利上げを決めたのか意味が分かりません。
国内の経済情勢を見れば、マイナス成長は間違いないでしょう。私たちの生活は苦しくなっていると感じています。水光熱費や食料品を含め、暮らしにくくなっていると思います。実質賃金は上昇していないはずです。
利上げは本来、景気が懸念しているときに冷却剤として使われる政策だと思っていましたが、今の日本経済はどう見ても良くなっている風には見えません。だから日銀の決定は、より一層景気を冷え込ませる方向を行くように感じます。
引続き利上げに動く構えの中で何をすべきか考える
植田総裁は物価上昇を理由に挙げましたが、適切な説明だとは思いません。物価が上昇している主な要因は、戦争や円安による輸入品価格の上昇で、国内の需要が伸びた影響は考えにくいです。
利上げによって住宅ローンを抱えている家庭は可処分所得が減り、中小企業の負担が増し、さらに生活が厳しくなることは避けられないでしょう。結果、景気の冷え込みからデフレがさらに固定化すると思います。
私たちは今、考えるべきことは、当面の動きの中でどう未来を作るかということだと思います。 当社もできる限りの無駄な経費の削減と、業務の見直しによる効率化をしていくほかないです。小さな一歩を積み重ねていくことが重要だと思います。