本日、当社が所有している賃貸物件の案内がありました。先週の金曜日、「2月の特別キャンペーン」として、敷金・礼金0円に加え、1か月間のフリーレントという、最大限のサービスを打ち出しました。その効果もあってか、今朝から賃貸仲介を得意とする業者から問い合わせが入り、本日さっそく案内をしたいとのこと。
カギを取りに来てもらい、「よろしくお願いします」と伝え、結果を待つことにしました。
午前11時半ごろ、カギを受け取りに来た営業マンが戻ってきました。彼は笑顔で事務所に入ってきたので、これは良い結果だったのではないかと期待しました。カギを受け取り、名簿に返却のサインをしてもらいながら、「どうでした?」と尋ねると、「ワンチャン、いけるかも、です!」との返答。
世代間ギャップの現実を味わうことに
「えっ? ワンちゃんはお断りですよ。ペット不可ですと言っていましたよね……」すると、営業マンは笑いながら、「ペットは大丈夫で~す!」と一言。この人は何を言っているのだろうと思い、もう一度聞いてみました。
「で、結局ダメでしたか?」
「いいえ、まだ結果でてないです。もうちょい待ってもらってもいいですか? うちも頑張りますんで」そう言い残し、急ぎ足で帰って行きました。
私は「ワンチャン」と聞いて「ワンちゃん=犬」だと認識してしまったのですが、横で聞いていたスタッフから、「社長、ワンちゃんじゃなくてワンチャンです」と指摘されました。
最近、マーケティングの勉強をしていることもあり、さまざまな専門用語を覚え始めています。その一方で、ビジネスの世界で一般的に使われている若者言葉に疎い自分に、少し恥ずかしさを感じることもあります。今日はそんな営業用語のひとつ、「ワンチャン」を学ぶことができました。
いやはや、勉強になるものです。