お客様からメールが届く
昨日、当社に査定を依頼されたお客様に、査定結果を動画にしてお送りしました。最初はLINEでのやり取りを希望されていましたが、「メールでお願いします」とのご要望がありましたので、メールに添付して送付しました。そして本日、午前11時過ぎにお客様から返信が届きました。
「丁寧なご説明ありがとうございました。一週間ほど検討して連絡します。」この言葉を読んで、「検討」とは具体的に何を指しているのかを考えました。
ひとつは、売却を進めるか、それとも延期するのかを検討しているのかもしれません。また、どの会社に売却を任せるのかを比較されている可能性もあります。あるいは、賃貸にするか売却にするか、その選択に迷われているのかもしれません。
おそらく、今回のご依頼者様は、複数の会社に査定を依頼されているのでしょう。まだすべての査定結果が揃っておらず、慎重に判断されている段階なのではないかと想像します。
やっぱり仕事が好きでした
いずれにしても、一週間後には何らかのご連絡をいただけるはずです。その日を待つ気持ちは、まるで入試の合格発表を待つような、どこかワクワクする感覚に似ています。
しかし、仕事をしていると、新しい案件が次々と舞い込んできます。今晩眠ってしまえば、明日にはまた別の仕事に取り組み、この件のことも一時的に忘れてしまうかもしれません。そして一週間後、「ああ、そういえば昨日が結果発表の日だったな。何も連絡こなかったな」という会話をしているように思います。こうしたことは、これまでにも何度も経験してきました。
ビジネスの世界では、常に競争の中に身を置くことになります。比較され、選ばれることもあれば、選ばれないこともあるのが現実です。「うまくいくこと」ばかりを願っていると、いつの間にか自己中心的な考えに陥ってしまうこともあります。そして、期待通りの結果が出ないと、仕事そのものが面白くなくなってしまうのかもしれません。
ですが、私自身はこの仕事が心から好きです。お客様にご理解いただけないことがあったとしても、自分からお客様を見捨てることは決してないだろうと思います。引続き明日も、反省の上にいい仕事していこうと思いました。