契約の決定と流れ

本日、ついに契約が成立しました。今回の物件は、先週同時に二件の購入申し込みが入ったものです。こうしたことは、頻繁にあることとは言えませんが長く不動産の仕事に携わっている経験者としては、珍しいことでもありません。
最初に購入の購入申し込みをされた方は、日曜日に内覧されたお客様でした。ローン特約付きの条件で、内覧されたその日に買付を入れてくださいました。
その後、別のお客様から購入の申し込みが入りました。この方は、最初に買付を入れた方よりも早い時期に内覧をされており、条件としては現金一括払い。購入申し込みの順番としては二番手でしたが、売主様にとっては非常に魅力的な条件でした。

どちらの方も、満額での購入申し込みでした。これは、売主様にとって何よりありがたいことです。
購入希望者双方ともに、物件を大変気に入っておられたので、売主さまには冷徹な判断が求めらるところです。最終的に、売主様は現金一括払いを提示された二番手の方に決定されました。ローン審査という不確定要素がある以上、売主様が現金を選ばれるのは当然のことでしょう。

3月に入って流れが変わりました

昨日、それぞれの購入申し込みをした会社に結果をお伝えしました。そして本日、無事に契約書を取り交わし、買主様から手付金をお預かりしました。売主様も手付金を受け取られ、ほっとされたご様子でした。

思い返せば、昨年末から反響が少なく、年が明けても静かな状態が続いていました。不動産市場には波がありますが、ここまで反応がないと、不安が募るものです。「3月がタイムリミットかもしれない」と考えていた矢先、突然の二件同時の満額購入申し込み。まるで、雪解けで一気に春がきたような動きです。こうして、本日大変喜ばしい結果となりました。

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