漏水の一報が入る

冷たく響く朝の電話

朝礼後の会議中に鳴った一本の電話。それは、普段の業務の流れを突如として変えるものでした。この時間の電話の音は、全員に緊張感が走ります。十中八九で何かのトラブルを知らせる電話が多いからです。
「今、事務所に来たら床が水浸しです。天井から水が落ちています」この知らせは、私たちが管理するマンションの店舗部分を借りている保険会社の事務員さんからのものでした。
天気は快晴。となれば、雨漏りではありません。原因は、配管に違いない。そう判断した私は、すぐに営繕スタッフを現場へと送り出しました。

天井の奥にはっきりとした原因が判明

現場に到着したスタッフが漏水箇所を確認したところ、ロッカー室の天井から水が滴っていました。脚立に登り、懐中電灯を手に天井裏を照らすと、共用部の給水管のパッキンが経年劣化で破損していることがわかりました。
その場で止水し、床の清掃を行ったのち、一旦事務所へ戻って修理部材の手配を行いました。部品は取り寄せとなり、工事は来週となる見込みですが、応急処置は済ませることができたので安心です。

突発的な出来事ではありましたが、原因が早期に判明し、適切な対応ができました。また被害箇所が業務に支障をきたす場所ではなかったことが幸いでした。

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