長嶋修という予言者

マンション高騰について

本日、毎日新聞の「オピニオン」欄に、不動産コンサルタントの長嶋修さんのコメントが掲載されておりました。彼はホームインスペクションの第一人者であり、「さくら事務所」の創設者です。
私はその創業当初から彼のブログに触れ、彼の思索と実務の深さに心を動かされてきました。そして昨年より、彼が主催する有料メンバーシップにも参加して勉強しております。

長嶋さんは著書も多数発刊されており、著作には一貫した哲学があります。
中でも昨年出版された『グレートリセット後の世界をどう生きるか』は、単なる予測に留まらず、これからの時代に対する精神的な備えをも示してくれました。大変わかりやすく、しかも未来を見据える上で大切な示唆に満ちた一冊でした。

深い洞察

さて、本日の「オピニオン」では「マンション価格の高騰」について、長嶋さんを含む三名の専門家が意見を寄せられていました。とくに長嶋さんのコメントには、現場で培われたリアリズムと、現在の金融及び経済分析が私にとって非常に示唆に富む内容でした。

最近では地方都市の不動産にも熱視線が注がれています。宮崎市では、一億円を超えるマンションが二戸、即完売したとのこと。
小倉駅や西小倉駅周辺の開発も進行中であり、「都心・駅近・大規模」というキーワードは、今や地方でもマンション高騰が現実化しています。しかし大都市だけでなく、地方都市にも波及しいる一方で、1970年代以降、交通の便がよくない場所にマンションが建設されております。都市部とは真逆に修繕や管理が問題となるマンションの値下がりが続いています。今後は大きく二極化が進むだろうとのことでした。ますます私の業務が忙しくなりそうな気がします。

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