管理組合の総会準備

理事長の判断

本日、当社が管理を任されているマンションの通常総会に向けた準備を行いました。決算報告、管理実績報告、そして来期の予算案については、すでに整っております。
午後一時より理事長にお越しいただき、準備理事会を開催しました。すべての資料に丁寧に目を通していただき、経理担当からは出納状況の説明も受けていただきました。

その後、来期に向けての課題として、受水槽の更新についてご相談しました。
受水槽の清掃を委託した業者から、タンクの劣化及びあらゆる部品の劣化が進んでおり、そろそろ全面的な改修が望ましいとの提案を受けていました。見積額は230万円。決して小さな金額ではありません。

財産を守る未来予測

理事長からは「今のうちに手を打っておいた方が、将来的には安く済むのではないか」とのご意見をいただきました。資材や物価の値上がりや人件費上昇を考えれば、先送りすることはかえってリスクとなるとのこと。理事長のお考えに私も賛同しました。
もし、受水槽に重大な損傷が生じれば、長期間の断水という最悪の事態も起こりうるのです。危機管理の観点からも、早期の対応は不可欠と判断し、今回の総会議題に挙げることとなりました。

幸いなことに、このマンションでは滞納者もおらず、管理は安定しております。しかし、それに甘んじることなく、今後もこの大切な資産を守り続ける責任と使命感を持って、誠実に務めを果たしていきたいとあらためて感じた一日でした。

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