管理組合の要請で保険会社と打ち合わせ
先日、管理を任されているマンションで、一年に一度の通常総会が開かれました。その議題の一つに火災保険の加入について話し合われました。これは、昨年新たに区分所有者となられた方から寄せられた「火災保険の導入を検討してほしい」との要望に対応したかたちです。
たしかに、マンション全体の火災保険に加入していた方が安心であることは間違いないのですが、今まで何十年間、一度も火災保険加入の提案はありませんでした。
総会において審議が重ねられた結果、複数の保険会社の提案見積書を比較検討した結果、費用の面から東京海上のマンション総合保険に加入する方向で話が進みました。
年々上がる火災保険料
本日、わたしは東京海上の代理店の方と直接お会いし、特約の有無や地震保険の扱いについて、具体的な打ち合わせを行いました。保険料は年々上昇の一途をたどっていています。担当者から５年契約であれば保険料が上がっても下がっても５年間は据え置かれるのでご検討されてみてはと、勧められました。
また地震保険についての見解を聞きました。関東地方は地震が多いので加入する管理組合が多いそうですが、北九州では地震保険を使わない方が圧倒的とのこと。近いところで、熊本県八代市のマンションで保険金が支払われた事象があったそうです。
老朽化していく建物において、万一の外壁の落下や給排水管の漏水への備えはとても重要です。そうした説明に深く納得し、他の組合員の方々もまた同様に感じられるのではないかと思いました。
