住宅ローン本審査承認
きょう、買主側の業者さんから、住宅ローン本審査承認の連絡を受けました。 売主さまにも報告をし、喜んでいただきました。
今回の物件取引は、売主欠席で進める運びとなっています。 事前に買い側不動産業者に司法書士を紹介してもらいました。 この司法書士に売主様不在の取引になることと、売主さまの抵当権抹消登記と、住所変更登記を依頼することをお願いしました。
本日、買主の本審査承認の報告と、抵当権抹消の進捗を確認するため、司法書士事務所に電話を入れましたが「いま外出しております」ということでした。
そして夕方五時前にこの司法書士から会社に電話が入りました。わたしが電話を代わると 「あぁ、社長さん、昼頃電話をいただいていたようで、ただいま戻りました。」という、なんと丁寧なごあいさつ。
司法書士の背中に学ぶ
なんだか、「ただいま戻りました」という、司法書士にしては謙虚というか素直というか、少し場違いな感じを受ける表現。わたしも思わず「どうも、お疲れさまでした。きょうは暑かったでしょう?」と、まるで外回りから返ってきた営業マンにかける言葉のようになってしまいました。 きょうは、朝から晴天で気温も30度越えの真夏日。観測史上一番早い梅雨明け宣言が出されました。
「はい、暑かったですよ~、この暑い中バイクに乗ってお客さんとこへ行ってきましたよ。もう75ですからね。車は危なくて乗れませんからね」とのこと。
電話の声から私より先輩だろうとは思っていましたが、年齢を聞いて思わず「どうもお疲れさまでした。」と心からねぎらいの言葉を述べました。
75歳の高齢男性がヘルメットかぶり、スーパーカブに乗って業務をこなし、汗を拭きながら事務所にたどりついて、事務所のドアを開けて「ただいま戻りました。」といって冷房の効いた部屋に入ってきた感じでしょうか。
ひとまず 司法書士に進捗を確認しました。 この75歳の司法書士の活躍が私を含め若くはない社内のスタッフ全員に大きな勇気をいただきました。われわれまだまだやれるぞ!!