売主の味方であるために
きょうは、朝の定例ミーティングが、久しぶりに魂のこもった時間となりました。予定では一時間ほどで終わるはずでしたが、気がつけば2時間45分が過ぎていました。
営業結果の報告から始まり、いつもと同じ流れの中で、二つの課題が浮かび上がりました。
一つ目は、物件広告を出さない私たちの姿勢に、売主様が不安を感じるということです。北九州では珍しく「売主様の100%味方」という信念を貫く私たちは、広告による反響で買主側の立場に寄ってしまうことを恐れ、あえて広告を行っていません。しかし、その純粋さが誤解を生む現実に、このままで良いのかどうか立ち止まって検討することになりました。
理念と現実のはざまで
もう一つは、一般媒介契約をお受けしない方針についてです。「一社に任せるのは不安だ」と言われ、専任媒介しかできないゆえに断られる場面が多いという報告がありました。
一般媒介のデメリットを伝えきれず、理念と現実の狭間で葛藤するスタッフの姿が浮かびました。
議論は熱を帯び、各々の思いが交差し、答えは容易に出ませんでした。それでも、私たちが守るべき理念の根幹は確認できました。
これからも胸を張っておすすめするサービスを伝え続け、必要に応じて方針を見直していきます。今日のこの対話こそ、未来への確かな一歩だと感じています。