インスペクションをしてきました
きょうはお盆前に専任媒介契約をいただいたマンションのインスペクションに立ち会いました。検査を行うのは、一級建築士の島尻です。わたしは撮影係として、現場に同行しました。
現場に到着し、インスペクション道具一式を室内に運び入れインスペクショ開始です。最初に共用廊下の壁を打診からスタートです。最近大規模修繕工事を実施した物件でしたので、問題ありませんでした。
続いてパイプスペースを開け、漏水の有無を確かめ、廊下、洋室、リビング、和室と、一部屋ごとに調査を重ねていきました。
漏水を発見
水回りに移ると、キッチン、トイレ、浴室と点検は続きます。トイレでは床に水濡れを発見しました。当初はロータンクの水圧による跳ね水を疑いましたが、それにしては濡れが多いので、他の原因を探しました。
さらに確認すると、便器とロータンクの接地部のパッキンが劣化しており、そこから水が漏れていました。修理箇所が特定できたので良かったです。
続いて浴槽や浴室点検口を開け、上階からの漏水も調べました。最後にベランダの状態を確認し、この日の簡易インスペクションは終了しました。
事務所に戻り、きょうのインスペクショの結果を記録し、明日には修理箇所の見積書を作成して売主様へ報告です。あわせて、物件を良く見せるための、細かい補修や修繕の提案もしてみようと思います。今回、売主様自身が気づかれていなかった問題を事前に明らかにできました。