畳の原材料の不足

リフォーム提案の打合せ

きょうは、スタッフとリフォームの提案について打合せをしました。この物件には、以前飼われていた猫による床や壁の傷が残っていました。そのまま販売することもできますが、購入される方にどのくらいの修繕費用がかかるのかをあらかじめ算出し、売主さまにお伝えしたいと考えました。
物件の内部を見て、修繕箇所を撮影し、修繕にかかる費用を算出しました。私が算出したのではありません。一級建築士の島尻が算出しました。
実際、売主さまも「どこまで直したらいいのか、そして費用はいくらなのか」を知いいていただこうと、明日10時からオンラインで面談することにしました。

事前の島尻との打合せでは、見積書を見ながら、どの範囲まで補修をご提案するかを検討しました。リビングのクロスの張替え、洋間の床の目立つ損傷はクッションフロアーを貼るなどの目立つ損傷について算出しました。

情報が自然と目に入ってくる経験

つづいて和室の修繕も見てみることにしました。6畳の和室が2部屋あります。その畳替えは一枚あたり16,000円。12枚で192,000円となります。これだけでもかなりの費用です。島尻に確認すると、以前は1枚当たりの単価は11,000円ほどだったところが、いま材料不足で値上がりしているとのことでした。
打合せを終えて事務所をでてガレージ近くまで来た時、畳屋さんが畳を納品しているところに偶然出くわしました。思わず畳屋さんに「いま畳はいくらくらいですか?」と尋ねると、「1枚16,000円ですね。最安値で13,000円。ただし品質は下がりますね」とのお答え。
さらに詳しく聞くと、8月の大雨でいぐさ農家が被害を受け、材料が不足しているからだとのこと。島尻の言っていた通りでした。その夜、携帯を開くと、なんとインスタで八代市のいぐさ農家が被災し、クラウドファンディングを呼びかけている投稿が目に飛び込んできました。偶然とはいえ、畳屋さんと出会い、その後にこの情報が届く流れに、不思議なつながりを感じました。

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