専任媒介契約
きょうは、専任媒介契約をいただく予定の日でした。売主さまは売却は当社に決めていると言ってくださっていたのですが、金額は契約のときに決めたい、とのお話でした。当社以外、複数の会社と面談され、各社の意見を聞き入れた上で、いろいろ検討されたのだろうと思いました。
私は金額の欄を空白にした契約書を持参しました。そして本日、売主さまからご希望の売り出し価格をお伺いすることになりました。
驚いたのは、その説明の仕方です。各社の査定金額と考え方を丁寧に整理し、ご自身の言葉で論理的に語ってくださったのです。「この金額で売れたら納得できます」とおっしゃったとき、その確信に満ちた表情を見て、私も「これはきっと売れる」と強く感じました。
納得感のある売出し金額
他社も誠実に説明されていたことがよく伝わりました。売主様が自信をもって決めた金額に対して私が口をはさむ余地はありませんでした。
むしろ、売主さまの納得感のある判断に立ち会えたことは、久しぶりです。そして最終的にその金額を媒介契約書に書き入れ、専任媒介契約を結ぶことができました。「お客さま自身が納得されること」が私たちにしてもありがたく何より大切だと感じました。