売却依頼を受けた物件の見学
きょうの午後は、売却のご依頼をいただいた一戸建てを見に行ってきました。担当スタッフから「みぞえ住宅で建てた注文住宅です」と聞いていたので、どんなお宅だろうと期待しながら現地へ向かいました。
到着して見上げた瞬間、思わず息をのむほど立派な外観。聞いていた築年数からは想像できないほど、美しく手入れの行き届いた佇まいでした。
まずは土地の境界を確認し、その後、玄関から中を拝見しました。引き戸を開けた瞬間に広がるのは、清らかで凜とした空気。分厚いケヤキの無垢材の階段が印象的で売主さまのこだわりを感じました。そして二間続きの和室。この室内には厳粛な雰囲気があるのですが、心の落ち着きを取り戻させてくれそうです。
空気が語りかけてくる
最近は洋風の住まいが多い中で、これほどまでに和の魅力を残した家は珍しく、和室を愛する方にはたまらない物件だと感じました。築年数で価値を判断するのは簡単ですが、この家には数字では語れない温かみがあります。
水回りもきちんとリフォームされており、清潔感と気品が調和していました。まるで、長年にわたって大切に住まわれてきたことが、家そのものに刻まれているようです。売主さまはきっと、お茶やお花などを嗜む穏やかな方だったのではないかと想像していました。
次に晴れた日にもう一度訪れ、この家の本当の魅力をじっくり感じてみたいと思いました。



