物件調査に行きました
きょう、売却相談をいただいた物件を見に行ってきました。小倉北区の中古一戸建てです。午前中は雨が降っていたのですが、ふと午後3時ごろに雨が上がりましたので物件を見に行ってみようと思い立って出かけました。築19年の木造一戸建てで、土地は65坪。現在は空室ということでした。
物件に到着してまずは周辺を少し歩いてみました。街の空気に触れてみると、その土地の雰囲気が自然と体に入ってきます。
雨上がりの済んだ空気の中を歩いていると気持ちよく、西日に照らされた街の家々が何とも言えない輝きを放っていました。
遠くから建物を眺めると、洋風の外観がとてもおしゃれでした。また並んで建つ住宅もそれぞれ個性があり、街全体が落ち着いた美しさをまとっていました。
美しさが物語る丁寧な暮らし
玄関を開けて中へ入らせていただいた瞬間、広々とした玄関にゆとりと、落ち着きを感じました。それ以上に驚いたのは、清掃が見事なほど行き届いていたことです。
売主さまからは、仕事の関係で遠方へ引越しされ、しばらく身内の方がお住まいだったと聞いていました。1週間前に退居されたばかりとのことでしたが、その状態はまるで新築のようでした。
キッチン、浴室、洗面台、トイレどこを見ても丁寧に使われていたことが伝わってきます。買取業者が買い取って、リフォームした再販物件のようでした。
借りたものを返すときは、借りたときよりもきれいにして戻す。借りておられた身内の方の思いを感じずにはいられませんでした。
この美しい状態をしっかり売主様にお伝えするため、スマホで動画を撮影しました。きょうの訪問は、ただ物件を見る以上の学びをいただいた時間でした。今回の物件を見せてもらって、いままでそこに借りて住んでおられた方の、暮らしぶりと大切に使おうという気持ちが伝わりました。



