オンライン打ち合わせと販売状況の報告
きょうは、遠方にお住まいの売主様とオンラインで打ち合わせを行いました。
もともと売主様から「現在契約している駐車場について詳しく説明したいので、電話ではなくオンラインミーティングにしたい」とのご要望があったためです。
売主様の物件は、今月5日にネット公開したばかりですが、早くも内覧希望の反響があり、今週日曜日には内覧が決まっています。
他の業者さんからも広告申請が入り、まずまず順調な滑り出しとなりました。公開からちょうど1週間のタイミングでもあり、今回の打ち合わせでは売主様へ現在の状況を詳しく報告させていただきました。
7番駐車場へのこだわりと思い
そのうえで、売主様のご要望である駐車場の件について話に進みました。
売主様は当初、この物件を購入される際に分譲開始前の第一回説明会から出席されており、分譲業者の担当営業から「今なら特別にお好きな区画を選べますよ」と優遇を受けたそうです。
そこで売主様は、ご自身の部屋の真正面に車が見える位置である“7番”の区画を選ばれ、数字的にもお気に入りだったとのことです。できれば、この部屋を購入されるお客様にもその駐車場を引き継いで喜んでいただきたいとの思いから、現在も駐車場代を支払って区画をキープされています。
しかし実際には、物件の売却と同時に駐車場契約も解約しなければならず、解約した瞬間にその区画は管理組合に戻され、再び抽選の対象となります。
経費面を考えると早めに解約されたほうがご負担は軽くなりますが、7番区画を他の方に取られてしまう可能性も高くなります。
売主様は、物件売却後に購入者様が駐車場抽選に参加できるよう、少しでも7番区画を手に入れられる可能性を残したいとのお気持ちで、今も駐車場代を支払っていらっしゃいます。
私は「そこまでされなくても良いのでは」とお伝えしましたが、売主様は「せっかくこの部屋のために選んだ区画なので、ぜひ購入される方に抽選で当たってほしいという私のわがままです」とおっしゃり、そのお気持ちは変わりませんでした。
今回のミーティングを通じて、売主様のお気持ちをより深く理解することができました。このお気持ちは、今後内覧にいらっしゃるお客様にも丁寧にお伝えしていきたいと思いました。
