大家族の引越し先を探せ

県外からの反響です 

今日は県外の戸建て物件の訪問査定に行ってきました。売主から物件の所在を教えてもらっていたので簡易査定書を準備をして物件に向かいました。

到着して、道路幅、境界、越境の有無を確認して敷地に入らせて頂き建物の外壁、屋根、犬走りをチェックしました。築年数は45年経過していますが外壁をきれいにリフォームしていたので見た目は綺麗でした。

そしていよいよ中を拝見。建物の中に入らせていただくと、黒い猫がいました。そして、少し離れたところからかわいい鳴き声が聞こえてきました。

「猫を飼っておられるんですね。」

「はい、猫といっしょにくらしてるんですよ」と売主の返事。「そうなんですね。2匹飼っておられるんですね。」と言ったら、「いえ、8匹いるんですよ」と売主。

えっ!8匹・・・一瞬、「ワオっ」と感じました。私の過去の経験で猫を3匹飼っている方から売却依頼を受け、引っ越し先を探すのに労を要した経験が有ったからです。それにしても8匹とは!!

奇跡を起こすしか無いです

売主が20年前に物件を購入して住み始めたとき猫はいなかったのですが、屋根裏に1匹棲みつき自然と8匹まで増えたそうです。私は「猫8匹を飼える物件はないと思います」と言いました。しかし猫5匹飼って賃貸で暮らしている知人がいるので5匹も8匹もそう大差ないだろうと、安易に考えているようでした。

私は売主の前で不動産会社に電話して「猫8匹を飼える物件を紹介できるか」と聞いてみました。すると「2匹までならなんとか」という返事でした。多分、猫8匹連れて引っ越すことが非現実的であることは理解されたと思ったのですが、なんとしても売却を頼むと言われました。

しかし売主の引っ越し先が決まらないことには物件の引渡しができないので・・・次の物件の目途が立ってからにしましょうと言いました。なかなか厳しい案件をいただきましたが何かできることが無いかアイデアをふり絞って行こうと思います。

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