昔からの友人の査定依頼

久しぶりに田舎に行く

今日は知り合いから頼まれて物件査定に行きました。物件は小倉から距離にして50㎞も離れてたところの物件でした。長い付き合いの友人なので協力することにしました。本人も地元の不動産会社に頼むよりも、私の方が相談しやすかったのでしょう。

午後1時に物件近くのJRの駅で待ち合せにしました。その場所は初めてではないものの、ずいぶん長い間行ってなかったので小倉を早めに出発しました。

 

だんだん集合場所に近づいてくると街から離れ、自然豊かな田園風景に変わり、天気も良くドライブを楽しむという感じになりました。外の気温は28度。この時期にしてはかなり気温が高く、エアコンをつけて走りました。今日は黄砂がひどくて窓を開けては走れません。

やがて目的地に約束の時刻の20分前に到着し、エンジンを切って外で待つことにしました。駅の駐車場には私とタクシーが一台と軽トラ一台だけで、列車を待つ人も駅員もいませんでした。時刻表を見たら4時台まで1時間に1本でした。

 

さすが我が友人

私は駅の自動販売機でお茶を買ってベンチに腰掛けて、向かい側の風景を眺めていました。正面に美容室、左となりに看板だけになった食堂、そのとなりに雑貨屋がありました。美容室と雑貨屋は今も店を開けていました。

今はさびれてしまっていますが4、50年前の駅周辺はとてもにぎやかだっただろうと想像してしまいました。例えば雑貨屋には駅を利用する中学生や高校生が文房具を買いに来たり、また今は廃業した食堂も繁盛していただろうな、夜はお酒も出してただろうなと、昔の風景を勝手に空想しながら、友人の来るのを待っておりました。

 

すると午後1時の列車が駅に入ってきました。年配の女性が二人改札から出てきました。するとその後ろから友人が現れました。まさか列車で来るとは思っていなかったので友人が「車で来ると思とったろ」と笑いながら話しかけられたとき、「そう。まさかJR乗ってくるとは思わんやったわ」と笑顔でお互いあいさつして私の車で一緒に物件に行きました。


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