長い付き合いとは

賃貸物件の相談

今日、管理を任されている築38年のマンションの所有者から相談の電話が入りました。相談内容を聞くと、「以前不動産投資で購入したのですが1年ほど前に借り手が退去し、空いて1年になります。管理を任せている不動産業者も最初は親切だったのですが今は報告もありません。この1年間案内が1件もありません。末吉さんどうしたらいいと思いますか?」ということでした。

「それはお気の毒に。空いて1年経過、しかもその間案内が無い。そろそろ家賃を見直されたらどうですか?」と聞きました。「そうですよね。そちらの相場はどのくらいなのですかね?」と聞かれました。

 

「管理会社は何といってますか?」と聞き返しましたら

「管理会社からは何もアドバイスありません。もしかしたら部屋が退去したまま(汚れたまま)の状態かもしれないと思って担当者に聞いてみたら『汚れてますよ。クリーニングした方がいいと思いますよ』というのでクリーニングは頼みました。管理会社はこちらから言えば何かしますが積極的ではないですね。」

 

セカンドオピニオン

相談者は1年も損が続いている状態。相談を受けた私としても何とかしてあげたいと思いました。

しかし賃貸営業は当社の営業項目外です。なので他社になりますが賃貸に詳しい営業マンを紹介してあげることにしました。

「申し訳ないですが私は賃貸営業は、あまり詳しくありません。以前当社の物件で、空室で困っている物件を頼んだらすぐに解決してくれた人がいます。その方を紹介させていただくくらいしかできませんがそれでいいですか?」と聞きましたら「ぜひよろしくお願いします。」ということになりました。しかしその方が今も同じようにしっかりと働いてくれるかどうかは未知数ですので期待外れになる可能性もあることを伝えて終わりました。

 

何事も長い付き合いだからと言って、しっかりサポートしてくれるとは限りません。

当社も同じで長い付き合いだからといって任せっきりにせず、時々は他社の意見を聞いてみることも大切なことだと感じました。


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