嬉しい電話
私が数年前、物件売却の仲介をさせていただいたお客様から電話が入りました。久しぶりの電話だったので、何か困ったことが起きたのかもしれないし、いいお話かなと思ったりワクワクして電話にでました。
「お久しぶりですすえよしです。」とこちらは元気よく電話に出ました。相手の電話の声も曇りのない元気な声。挨拶と前置きを終えて「どうぞ何かご相談でも?」とお聞きしてみました。
すると仕事で知り合った人から不動産の売却のことで相談を受けたそうで、誰か信頼できる不動産屋さんを紹介してもらいたいとのことでした。私としてはとてもうれしく有難いお電話。お礼を述べて、あらかたの相談内容を聞きました。
物件は小倉南区のJRの駅から徒歩圏内の好立地にあるアパートです。現時点で、築50年以上の木造アパートで、入居者が少なくなったので手放そうかという話が持ち上がったとのことでした。相談をされた方は、物件の所有者の娘さんで関東にお住まいの方だそうです。
物件確認と査定
物件の場所をお聞きしたので物件確認に出向きました。物件近くのJRの駅は、近年新しく建て変わりました。同時に駅周辺の道路は広く整備され、周辺には総合病院が新築されました。そして新しくスーパー、ドラッグストアができて街が新しく生まれ変わりました。物件は駐車場が無かったので私たちはスーパーに車を停めて現地に向かいました。物件にはスーパーから歩いて5分で着きました。駅からも徒歩5分で着きそうな距離で便利の良い場所に建っています。
物件の前面道路幅を確認し、物件をぐるっと歩いて回ってみました。その後、市役所に行って道路の確認をしたところ42項道路であることを確認しました。その後法務局で道路の謄本を取得しました。
謄本によると前面道路は私道でしたが、アパートの所有者の名前は出てきませんでしたので、持ち分が無いことがわかりました。ひとまず会社に戻って、査定書の作成にかかることにしました。
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