信頼関係が崩れるケース

久しぶりの電話

昨日、賃貸マンションのオーナーから電話が入りました。「相談があるので来て欲しい」とのことでした。その賃貸マンションは昨年末まで当社が管理を請け負っておりました。当社の管理で長期間満室を維持していたのですが、昨年4月ごろ3件空室になりました。そのまま年末まで埋めることができませんでした。

過去にも空室がでたことも有りましたが、運よくすぐに満室になっておりました。しかし、昨年は物件周辺に新築賃貸が登場したり、コロナの影響や大学生の減少などで空き部屋が埋まりませんでした。オーナーには当社の営業種目に「賃貸営業」は入っていないことを伝えてはおりましたので、オーナーは「仕方ない」と思っておられました。

 

しかし、半年にわたって空室が続きましたので、昨年末にオーナーと話し合い、当社の管理業務を解約させて頂きました。

そして本日半年ぶりでオーナーとの面談となりました。おそらく相談の内容は管理会社の不満だろうと想像しておりました。

 

対岸の火事とせず

話を聞きますとやはり思った通り、管理業者と「性格が合わない」という内容でした。以前管理を任せていた山内興産は、確かに空室を埋めるのは弱かったけれど、普段の清掃や管理の丁寧なところは良かったと言われました。

 

さてそれでは今の業者のどんなところが「合わない」のか聞きたいところ。

具体的にいろいろあったようです。例えば放置自転車があったことを先にオーナーが発見したケース。オーナーが管理会社に電話して「放置自転車があるよ」と伝えたところ、返事は普通に「ありがとうございます。後で見に行って対処いたします。」だったそうですが10日経過しても放置されたまま。空室のリフォームの提案も、発注後には完了しましたという報告も無かったり。

わりと基本的な報告事項が落ちていたことで信頼を失ったようでした。ここは「他社の失敗を他山の石として」生かしていこうと、社内ミーティングで共有することにしました。


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