公図に記載のない道路

査定案件のミーティング

今日、社内のミーティングをしました。そのミーティングでは、査定依頼が有ったが連絡が付かないお客様の整理、査定書を送ってその後何も連絡がないお客様の整理などをしました。

その後現在進行中の案件の整理を行いました。担当者の見落としや、勘違いを防ぐ意味で重要です。今日はそのような中である中古戸建の調査のことで話し合われました。

その物件は小倉北区の50年以上前に開発された土地に建てられた一団の住宅街の物件のことです。現況は物件の前面道路は4メートル道路で何も問題なさそうなのですが、字図上では道路が分筆されていません。

その物件の前面道路に接する他の物件は左右に3物件の合計6つの戸建てが面しています。6物件のうち角地に当たる4物件は広い公道に面しており何も問題はありません。しかし当該物件は細い道にだけ面している物件に当たります。

役所で道路の調査をすることに

実際に存在する道路が字図に載っていないということは、もしかすると道路部分の面積まで固定資産税を支払っている可能性があるのではないかという話が出ました。理論的に考えると6件が道路部分を等しく自分の土地から供出している可能性と、左右のどちらか3件が道路部分の敷地を救出しているのかと考えられます。

当該物件の所有者は、新築時のことはわかっていない相続人さんです。なので、細かいことはご存じないとのことです。

この案件の担当スタッフは、道路部分が字図に載っていないことを認識していたものの詳細の調査が途中で終わっており今までの経験のなかったことだったのでミーティングで相談しました。

ひとまず週明け月曜に市役所の道路課に行って状況の詳しい調べをして売主様に報告することになりました。また、併せて固定資産税の件も、道路部分の負担をもしかしたら免税してもらえる可能性があるので詳しく調査することになりました。

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