売主が自分で買主を見つけた事例

売主からの相談

今日、南区の戸建ての売主から私の携帯のSMSにメッセージが入りました。「相談があるので電話してもいいですか?」というメッセージ。

一週間前にその物件に反響が入り案内をしました。物件を見られたお客様はとても気に入られました。ただ、水回りの設備入れ換えやクロスの張替えなどのリフォームを検討するので値引き交渉の依頼をされました。案内の後、リフォーム業者が物件の鍵を借りに来ていました。

 

そして昨日買付証明書をもらいました。想像した金額以上の値引きを希望されていましたが、そのまま売主様へ報告しました。

そういう状況でしたので、おそらく電話は買付金額に対する返事だろうと思って、電話をしました。「末吉さん、昨日は買付ありがとうございました。それでね、相談なんですが」

 

良かったですね!

「はい、どうぞおっしゃってください。」と言って、買付け交渉の承諾か、もしくは拒絶か判定を待ちました。「ちょっと話が変わりまして。義理の叔父が不動産賃貸業をしているのですが、その叔父が物件を買いたいと言ってきたのです。」

なるほど、全く予期せぬ相談。「金額のことも折り合いがつきました。」とのことでした。当社は専属専任媒介契約はしませんので売主様が直接見つけた買主は当社を通さなくても問題有りません。

 

私は「良かったですね。」とお応えしましたが内心は少し残念という気持ちでした。購入申込書を受けたタイミングで、別のお客様に決まりましたという結果でした。

売主様から「末吉さんごめんなさいね。いろいろお世話になりました。」ということでこの物件の販売活動は終了となりました。

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