緊急ミーティング
今日は、「売主が持つ売却悩みごと」を考えるというテーマでミーティングをしました。今年もあと残すところ二週間となりまして、今年一年を振り返るという気持ちになりました。
今年は、去年よりも仲介件数は増えました。そして実績としても去年を上回ることができました。しかし、利益率は落ちました。何が起きているかというと、人件費が上がったことと広告宣伝費が上がりました。人件費が上がったのは一名新人を採用したからです。もう一つは広告宣伝費が上がったことです。新人が入社したので会社に勢いがついたと思って喜んでいたのですが、病欠が続いて退職してしまい、残念な結果となりました。
それはよくあることとして問題は広告宣伝費が上がったことです。
問題はいわゆる一括査定の使いすぎです。これは一括査定業者の売込み話に乗せられて、いろいろ試した結果広告費が上がりました。その分元が取れたかというと取れていません。
どうする社長
私の判断が「売上が欲しいから、広告宣伝費を増やす」という考え方に基づいて行われた結果です。お金でお金を買うみたいな。その結果売り上げは上がったものの利益は落ちたということです。また一括査定業界も同じことが言えます。
一括査定業界も競争が激しくなったのでかなりの広告宣伝費をかけています。その結果一括査定の利用者が昨年よりも圧倒的に増えたはずです。なかには全く不動産の売却を考えていない人も無料だから査定をしてみたという人が増えました。
その結果私たち不動産業者にとっては利益につながらない広告費が増えたことになります。この流れは続くと思います。そうすると、売り上げをお金で買う方針を続けると会社の存続が危うくなるということです。
そこで緊急社内ミーティングをすることになりました。来年はどういう年にしていくか、本気で考える12月になりました。
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