災害ボランティア講習会に参加しました

貴重な経験談が聞けました

今日は災害ボランティアの講習と訓練の日でした。北九州災害ボランティアに登録しておりまして、昨年末に訓練をするので参加して欲しいというメールが届き、本日参加することを決めていました。

午前10時から午後4時までのスケジュールでした。午前中は講義でした。ボランティアセンターの設置と運営についての話と、災害時の被災者の置かれている現状理解という内容でした。

 

講師の先生は、かなり多くの災害ボランティアに参加された経験のある方で、現場を良く知っておられたので興味深いお話が聞けました。特に心に残ったエピソードが有りました。その講師の先生が東北の大震災のボランティアに行ったときのこと。

被災されて、家屋が流され避難生活をしいたお年寄りに話しかけたとき、「お前何しに来たんか!何か盗みにきたんだろ!」と言われたことがあったそうです。講師の先生、その体験で被災者の気持ちに寄り添うことの大変さを学んだそうです。

 

バッタリと再会

午後からは実際のボランティアセンター設置の訓練を行いました。受付班、マッチング班、資材班、オリエンテーション班に分かれて実地を想定した訓練を行いました。このことは初体験だったので、いい経験になりました。

その時、一人のお世話係の方が私のところにやって来られて「ひょっとして門司の災害ボランティアに参加されてませんでした?」と聞かれました。私もその方をすぐに思い出しました。

 

昨年夏の豪雨で門司区の土砂災害が起きた際、復旧ボランティアに参加しました。とても暑くて、水分補給しながら崩れ落ちた土砂を運んだり土嚢に詰める作業をしました。その時の同じ班のリーダーをされていた方でした。

懐かしくて、声をかけてもらえたことを嬉しく思いました。講習会が終わって、私たちの町にもしものことが起きたときは支え合って行きましょうねと言って別れました。

 

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