訪問査定で勉強になったこと

現地訪問

訪問査定に行きました。物件は小倉南区の調整区域の一戸建てで、道に面していない再建築不可の物件でした。前面道路から物件に続く細い道のような形をいて所有者様は福岡市在住の方で、物件に遠いところからバスとJRを乗り継いで、最後は最寄りの駅からタクシーで現地までお越しいただきました。
物件はもともとご自身が幼い頃住んでいた実家でした。ご両親がお亡くなりになって物件を相続されました。その後空家になってからは賃貸に出され、収益物件として所有されていました。そして最近、賃借人が退居されたのでいつでも貸せるようにと、室内をリフォームされました。

既に他の不動産会社にも物件の売却を相談されたそうですが、物件が公道と接していないことがネックでいまいち真剣に取り合ってくれなかったそうです。しかし、物件が目の届かないところにあることが心配で、警備会社に24時間警備を契約したそうです。

賃貸と売買の両方向でお願いします

その後、物件については賃貸で募集する方向と、売却してしまう方針の両方向で動くことになりました。私たちは賃貸営業をしていませんので、賃貸専門の会社をご紹介させて頂くことにしました。家賃と敷金礼金をどのように決めたら良いのか、相談しやすい不動産業者を紹介させて頂くことにしました。

賃借人が決まったとしても売却する方針には変わりないとのことで、空家のまま賃貸と売買を同時にスタートして欲しいというご要望になりました。詳細の物件資料を整えて、媒介契約を結ぶことにして本日は別れました。物件から最寄りの駅までお送りして別れました。

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